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Stories of fate


業火 ~hellfire~(R-18)

業火 8

「う、う、うぅっ」

 シーツに顔を押し付けていても、声は漏れる。

「もう、中はどろどろだね。」

 すうっと指が一本、葵の中に滑り込むのを感じ、膣壁を撫でられ、彼女はぞくりとする快感を味わう。痛みもまだ残っているのに、ぞわぞわとした波が、彼女の中で湧き起こる。膣口がひくひくと痙攣に似た反応を起こすのを、彼女は茫然と感じていた。

 葵の身体を離した基が、自らの服を脱ぎ捨てている気配を感じたが、葵はもうその隙に逃げようとか、そんな考えは起こらなかった。

 身体が変に火照って、膣口が何を求めているのか葵にも分かっていた。
 でも、ダメ・・・!そんなこと、もう、絶対にダメ!

 心に繰り返す戒めも、どこか虚しく、思考だけが空回りしている。与えられる快楽に身を任せてしまいそうに、決意が解けてしまいそうになる。

「葵、ほら、お尻をあげて。」

 不意に、ぐい、と腰を抱えあげられ、膝を立てられて、葵は四つん這いにさせられる。言うことをきかない身体は、もう基の成すがままで、次に何が起こるのか分からずに、葵はただ彼に従う。すると、突然、何か固くて熱いものを膣口に感じ、次の瞬間、それがぐい、と押し入ってくるのを感じだ。

「あっ・・・あ、ダメ・・・やめてっ、いやぁぁぁっ」

 慌てて逃れようとする彼女の身体を、基は両腕で背後から抱くように押さえつけ、そのままずぶずぶと奥へと侵入してくる。

「やぁぁっ・・・あ、あ、あぁぁぁっ」
「うっ・・・キツイな、葵・・・」

 少し苦しそうな基の声が背後で聞こえる。抱きついていた基の腕が一旦離れ、彼の手は葵の腰をしっかり掴み直し、今度は少し引いて、勢いをつけて自身を中へ突き刺してきた。

「ぁああぁぁぁっ」

 瞬間、葵はイッてしまった。がくがくと腕が崩れ、シーツに顔をつける。基が腰をしっかり掴んでいるため、お尻だけを高くつき上げている格好になった。腕と顔が崩れ落ち、痙攣しながら身体を震わす、その支配欲をそそる艶めかしいポーズに、基は不意に堪え切れない興奮を覚えた。

 ゆっくりと、基は中をかき回すように揺らしながら、少しずつ往復を開始する。葵の中はじわじわと愛液を浸み出し、滑らかに締まっている。

 もう抵抗を諦めて素直に抱かれている葵の官能的な姿勢。手に感じるしっとりとした汗の湿り気。雌の匂いだ。
それらすべてに、基の興奮も極みに達していた。激しく往復を繰り返しながら、彼のモノもぴくぴくと痙攣しだした。

「うっ・・・ヤバイ、もう、イキそうだ・・・」

 基は、掴んでいた葵の腰を思い切り引き、はち切れそうな彼のイツモツを奥へと突き刺した。

「や・・・っ、イヤ、イヤ、・・・だめ・・・」

 力なく首を振る葵の声など聞こえないように、基は彼女の子宮へ向けて熱い液を放つ。流れ込む熱さの勢いに震えながら、葵は受け入れるしかない。シーツを必死に握り締め、顔を埋めて堪えながら、葵はそれでも終わったことに少しほっとしていた。

 しかし、放出を終えても、基は出ていく気配はない。はぁはぁと息を整えながら、ゆっくりと小さく前後している。

「こんなに早く一回目が終了するなんて、ちょっと予定外だったな。今度はゆっくりいくよ。」

 もう解放されるものだと思っていた葵は、えっ???と、首だけで基を振り返る。その、驚愕と恐怖に満ちた視線に、基はふっと笑う。

「どうしたの?葵。今日は夕方まで君は解放されないよ。」

 ゆっくりと葵の目は見開かれ、その表情は今にも泣き出しそうなものになった。

「・・・そんな・・・の・・・」

 震える葵の声にはもう耳を貸さず、基は、ぎりぎりまで自身を引き出し、ずん、と奥へ突き刺す。敏感になっている葵は、その刺激だけでイッてしまう。

「はぁぁぁっ」
「・・・うっ」

 中をきゅうっと締め上げられて、基も声を漏らす。その絡みつくような膣壁の中で、基のモノは更に膨張する。

「締めすぎだよ、葵。そんなに中に欲しいのかい?」

 額に汗を浮かべて基は喉を鳴らして笑う。

「や・・・あ、あぁぁ・・・」

 必死に首を振る葵は、官能に喘ぐだけで、もう言葉にはならない。基は再度、ゆっくり自身を引き出す。白い液をまとって更に大きく反り返ったモノは、膣壁を押し広げながら移動する。こすられる粘膜に葵は声をあげる。

「良い声だ、葵。もっと聞かせて。」

 ぎりぎりまで抜き出したモノを、基は勢い良く中へ向かって打ち付ける。

「ぁぁぁあっ」

 頭の中に閃光が走り、葵は身体の奥がかああっと熱い官能の波に洗われるのを感じる。締められて、基は少し苦しそうに声を漏らしてそのまま奥で小刻みに前後した。

「気持ち良いだろ?葵?」

 身体を折り曲げて、背中に覆いかぶさるように、基は葵の身体を抱いた。葵は小さく首を振る。

「・・・良く・・・ない・・・。良くなんか・・・」
「良いって言えよ。葵。気持ち良いんだろ?弟に抱かれて何度イッたのさ?」
「や・・・イヤ、やめ・・・て。もう、やめて・・・」
「気持ち良いって言え、葵。」

 ぐい、と身体を更に奥へ押し付けられて、葵は声をあげる。

「ぅ・・・あぁぁっ」

 基は腰を抱いていた手を胸へ移し、所在無く揺れるふくらみをゆっくりと舐めるようにもみ出す。それから、もう片方の手を、葵の足の間、接合部の前の突起へとおろした。浸み出ている愛液で指を湿らせ、熱く膨張しているクリを押し潰すようにこねりあげる。

「ぁ、ぁ、ぁぁぁ・・・っ、ぅ、ぅぁぁっ」

 シーツにかじりつくように耐えていた葵は、堪らず声を漏らす。びくびく背中が痙攣し、何度も反り返る。

「もっと鳴け。」

 くくく、と喉の奥で笑いながら、基は一気に葵の胸と秘部を責めあげる。
 気が狂いそう・・・。
 鳴かされ続けながら、葵の意識は次第に白く霞んでくる。
 もう、おかしくなる・・・。

 何度イッても刺激は止まない。何度も硬直している背中が痛みに悲鳴をあげている。彼女の中に根元まですっぽり収まっている基のモノは、時間の経過と共に更に膨張している気配すらする。

「も・・・許し・・・変に・・・なる・・・・」
「良いよ、葵。好きなだけ狂って、俺に溺れな。」

 必死に搾り出した哀願を、基は一蹴する。

「壊してやるよ。」

 冷たい声。葵はつうっと涙が零れるのを感じた。それはすぐにシーツに吸収され、頬を伝うことすらない。

 不意に、基が身体を起こす気配がして、胸から手が離れた。そして、再度腰を固定されたことを感じる。基が激しく腰を動かし始め、もう反応出来ないかと思っていた葵の身体を、再度深い絶頂が貫く。そして、少し遅れて、基が二度目の放出を始めたことを感じ、葵はぐったりと全身の力が抜けた。



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