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Stories of fate


Horizon(R-18)

Horizon (レポート2) 26

「あ・・・っ、ちょっとっ」

 よろける私を器用に支えて、信長は、私の足を片方を持ち上げて、そしてちょうど彼の顔の前に私の足の間が来るように、更にぐい、と引き寄せる。何をしようとしているのか分かって、私はさすがにかあっと赤くなる。

「やだっ・・・」

 彼の頭を押し戻そうとその柔らかい髪に触れて力を込めるが、指で茂みを押し広げてやつの舌が私の前の豆粒に触れた途端、びくん、と身体はのけぞる。

「あっ」

 あっという間に彼の唇に挟まれてそこが吸われる。ひゃあぁっ、と悲鳴が漏れ、身体は痙攣する。
 その間、舌は更に奥へと侵入している。てらてらと舐められて背中は何度もはねる。

「やだ、やだぁ・・・っ」

 どうして、こいつは私が一番感じる部分を絶妙に捕えるんだろう。
 そして、絶対にイカせない程度の刺激に抑えて、ただ弄んでいる。官能のうねりが高まってきて、イキそうになると、直前ですうっと引く。

 絶対っ・・・性格悪いっ・・・

「あぁ・・・っ、・・・いやぁ・・・」

 不意に、信長は捕えていた私の足を離して、ふらついた私を抱きとめた。

「やだ、じゃないよ、鴻子。何がいやなのさ。」

 私の秘部を舐めた信長の唇は私の蜜で濡れている。蛍光灯に照らされて光るその見慣れた彼の形の良い唇を目の前にしたら、私の身体はかああっと勝手に熱を帯びた。

 それが分かったのだろう。やつは不敵な笑みを浮かべて私の頭をぐい、とその手に抱え、私の口に舌を滑り込ませる。

「んっ・・・んふぅっ・・・」

 散々やつの舌で弄ばれて、私の身体はもう堪え切れないくらい疼いて震えてくる。
 唇を離して、陥落寸前の私を眺めたあと、信長は、ほら、と言って私の身体を抱え上げて自分の身体をまたがせる。

「ちゃんと自分で入れな。」

 信長に背を向ける形で、私はもう何か考えるどころではなく、猛々しくいきり立っている彼を手でそっと捕えて自分の中に導く。

「あ・・・っ、くうぅ・・・」

 足がふらふらで、そのつもりがなくても、すとんと彼のものが奥深くへ突き刺さる。彼が膝を立てているので、私はそれに両手をあずけて息を整えた。

 信長は、平然と、再び手にしたレポートに視線を落としたようだ。
 そして、まったく動けないでいる私の髪の毛を掴んで命令するのだ。

「ほら、自分でちゃんと動きな。」

 そんなことを言われても、・・・無理っ・・・
 腕にも足にも力が入らなくて、私はふらふらと少し腰を浮かす。

 ずるり、という感じで自分の中で蠢く異物感。熱く火照った膣の中はとろとろと何かが溶け出すように熱い液が滲みだしている。

 自分で動いているからって、その、のけぞるような快感が消えるわけじゃない。
 少しでも動く度に声が漏れ、背中を電流が走る。
 その日も、途中でじれた信長は、私の腰を支えて勝手に上下させ始める。

「きゃあぁっ・・・あ、あぁっ・・・いやぁぁっ」

 あっという間に絶頂を迎え、私は一瞬硬直して、そのまま崩れ落ちた。
 信長の膝にしがみつくようにもたれてぜいぜいと息をするのを、やつはにやにや見ているんだろう。

 私がイッても、彼はまだ私の中で固く膨張したままだ。どちらかが少しでも体位をずらすと、敏感になっている私の身体は、一瞬で白い閃光を頭上へ走らせる。

「まあ、今回は比較的よくまとまってるよ。頑張ったね。」

 背後から聞こえる信長の声が、何を言っているのか理解するのに数秒を要した。
 もう、何か答えるのも面倒で、私はただ小さく頷く。

「もう少し、筋肉つけないとダメだな、お前。」

 それも、何を言われているのかよく分からない。 
 信長は、身体を起こして、ぐったりしている私の身体を抱え上げ、自身を引き抜いた。

「さて。今週の宿題は合格したから、来月、ご褒美をあげるよ。」

 もう、あんまり思考は機能していなくて、そういう言葉にも私は特に反応出来ずにいた。

 それでも、彼も別に気にする風もなく、私の身体を抱いたまま、ゆっくりとベッドに横たわる。そして、何度か深いキスをして私の最後の理性を奪ったあと、両足を開かせてベッドに押し付ける。

「あ・・・あっ・・・もう・・・やだ・・・」

 うわ言のような私の言葉なんかもちろん聞いてなくて、信長は難なく私を再び貫き、最奥へ到達するとしばらくは動かずに私の胸や喉もとの弱い部分を責め、私を鳴かせて弄ぶ。

 結局、なんだかんだと、そうやって延々と夕食の時間まで私は信長の腕の中で好きにされていた。
 やつは予め、夕食の時間を指定していたんだろう。
 どう考えても、呼びに来たのは、いつもよりずっと遅い時間だったのだから。
 夕食の支度が出来ました、と言われて、やっと、信長は私を解放した。




 もう、私は夕食どころではなかったのは言うまでもない・・・。



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