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Stories of fate


アダムの息子たち(R-18)

アダムの息子たち (生誕の日) 95

 もともと、それほどお酒に強くない小枝子は、その夜、酔いがまわって、すぐに眠くなってしまった。テーブルでうつらうつらしている小枝子を、聖凛は笑って抱き上げ、ベッドへ運ぶ。そして、着替えもしないまま、彼女はそのままぐっすりと寝込んでしまった。

 その寝顔を見下ろし、聖凛は、深い息をつく。
 夜空には星が瞬き、地上に降り注いできそうなほどだ。

「君を、もし、この手で殺すことになったら・・・」

 聖凛は呻くように呟く。

「俺も、今度こそ、君と一緒に逝くよ。」




(※最初から読む:アダムの息子たち 1
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ジャンル:[小説・文学] テーマ:[ファンタジー小説

~ Comment ~


だめ~。

おお?
誕生日が偽り・・・。
思いもよらない展開です。
この差が、どう影響するのかな?
小夜子にとって、いいことなのか、悪いことなのか。

けれど、なんにしても、聖凛は欺かれてないという、奇妙な安心感があります。
だめだ、どうしても聖凛に味方してしまう私。

>「俺も、今度こそ、君と一緒に逝くよ。」

逝っちゃ、だめです!(>_<)
#604[2011/11/20 20:30]  lime  URL  [Edit]

Re: だめ~。

limeさん、ありがとうございます! なんか、嬉しいです!

いや、いつもと言ったらいつもですが、これはけっこう勝手に物語が進んだものなので、fateも描きながら、おお! そうなのか! と妙な納得をしておりました。
途中でラストが決まった時点で、いろいろな辻褄合わせのエピソードが生まれました。
これは…、はい、まぁ、ちょっと黙りますね(^^;

ラストで、どんなご感想いただけるか、とても楽しみです。
っていうか、limeさんは、fate world に抵抗なく入ってくださるんで、こちらもほっとするし、妙に嬉しいです。何と言うか、すごく‘感じて欲しいこと’‘言って欲しいこと’をさらりとおっしゃってくださるので、感動します~(^^)

#608[2011/11/20 20:55]  fate  URL 

なるほど…。

二重三重の「仕掛け」が小夜子には施されているのですね。
これから、どんどん謎は解明されていくのでしょうか?
しかし。セイリン「逝くよ」とは…?

なんか物語の輪郭が掴めてきた気がしますが、ここは黙って、この物語の行く末を見守ることにします^^
#612[2011/11/21 11:21]  有村司  URL 

Re: なるほど…。

有村司さん、いつもコメントありがとうございます。
ははは。
聖凛に騙されちゃいけませんぜ、旦那!
あまり深い意味はありません。いや、深い意味はありますが、信じちゃいけません。
なんのこっちゃ(--;
はい、fateも少し黙らないと、余計なことばっかりくっちゃべりそうですだ。

#615[2011/11/21 20:11]  fate  URL 














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