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Stories of fate


アダムの息子たち(R-18)

アダムの息子たち (守護) 77

「せっかくだから、この間、言ってたこと、試してみる?」

 ふっと責めを緩めて、聖凛は小枝子の口を押さえていた手を捕えてその顔を覗き込む。

「・・・?」

 はあはあと浅い息を繰り返し、まだイキそびれている小枝子は身体を小刻みに震わせる。

「どこまで、耐えられる?小枝子。持久戦、いってみようか。」

 何のことか、小枝子にはさっぱり分からなかったが、それを受ける受けないの選択権など、小枝子にはない。

 聖凛は、小枝子をゆっくりうつ伏せにして、暴れられないように身体をぴったりと重ねる。そして、片方の手を前にまわしてぎゅうっと胸をつぶしながら、首の後ろ側を、髪をかき上げながら唇を這わせていく。

「ひゃ・・・あぁあっ」

 どれだけ暴れても、上に乗っている聖凛の体重で、小枝子にはたいして動ける幅はない。聖凛はそのまま背筋を舐めるようにキスを落としていく。くすぐったくて、そして、ぞくりとした快感が背筋を幾度も走り、小枝子は悲鳴をあげ続ける。

 胸をもみあげる微妙な手の動きも、敏感な部分を見つけて、執拗に責められる首筋のキスも、小枝子の理性をすっかり奪ってしまうのに充分だった。

「やぁぁ・・・っ、せ・・・聖っ、もう・・・許して・・・っ」
「許して?もう、やめて欲しいってこと?」

 聖凛は小枝子の耳たぶをぺろりと舐めながら意地悪を言う。

「ひゃぁあっ・・・いやぁ・・・」

 何度もじらされ続けて、小枝子の身体はひくつき始める。身体の奥にたまって熱が次第に全身をじわじわと侵食し始め、どこもかしこも狂いそうに熱い。

 身体を起こした聖凛が、小枝子を背後から抱き上げ、四つん這いの姿勢をとらせる。

「小枝子、後ろの穴に先に入れさせてくれたら、イカせてあげるよ?」

 耳元で熱い息を吹きかけられ、小枝子は身体を震わす。それでも、それだけはイヤだった。小枝子は涙をにじませて、首を振る。

「いやぁ・・・!」
「ふうん、まだ、頑張れるんだね。」

 聖凛の手が、それぞれ胸と足の間を丁寧に愛撫する。太ももを伝って、溢れた蜜がどんどん流れ落ちていくのが分かり、背中に時々触れる彼の舌の柔らかい感触が、ざわりと頭上に抜けていく。がくがくと身体が震えてきて、小枝子は身体を支えきれなくなる。

「小枝子、ちゃんと腕を立てて。」

 髪の毛を後ろから引っ張られ、小枝子は泣きながら腕に力を込める。

「もう、俺が欲しいだろう?小枝子。どう?決心はついた?」

 悪魔のささやきに、小枝子は辛うじて首を振る。後ろの穴に、なんて、どうしてもイヤだった。

「聖・・・凛っ、・・・お願い・・・、も・・・ダメ・・・っ」

 小枝子はぽろぽろ涙を零しながら哀願する。頭の中まで溶け出しているように、もう何も考えられなかった。ただ、身体の熱が狂おしく燃え上がり、行き場を求めている。

「大丈夫、夜明けまではまだたっぷり時間があるよ。朝日の中でゆっくりイカせてあげるから、それまで耐えてごらん?」

 めちゃくちゃなことを言い出す聖凛に、小枝子は青ざめる以外、もう、言葉もなかった。
 それから、どのくらいの時間を弄ばれたのか、小枝子に時間の感覚は、もう、なかった。

 どんな姿勢をとらされ、どれほどあられもない姿を彼の前にさらしたのか、そして、何度、彼に哀願したのかすらも。

 やっと、深い絶頂を味わったのが、恐らく、真夜中は過ぎていた。たっぷり3時間近く、小枝子は悲鳴をあげ続けていたのだ。



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ジャンル:[小説・文学] テーマ:[ファンタジー小説

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