一切の動きを封じられ、追い詰められた小枝子は、逃げ出すことはおろか、言葉を紡ぐことすら困難だった。
あまりの恐怖に、もう、声も出ない。
「良い子だね、可愛い小枝子。」
うっとりとしているような恍惚の笑顔で、聖凛は見下ろしていた小枝子の唇を舐める。
「舌を出して、小枝子。そう、良い子だ。」
素直に彼の言葉に従う従順な奴隷さながらに、小枝子は、聖凛をこれ以上怒らせないようにするのが精一杯だった。存分に彼女の小さな舌を吸い、それを弄んだあと、聖凛は小枝子の手を離して、恐怖のため、一旦引いてしまった蜜を呼ぶため、茂みの中を指で刺激していく。
そして、彼の手で反応していく身体に満足し、聖凛はすぐに自身を挿入していった。
「あ・・・っ」
中へと沈んでいく彼を感じながら、小枝子の身体は恐怖で強張っていく。
「このまま、何度イケるか、試してみようか。」
聖凛は甘い笑顔で微笑む。彼の手は、つながった穴の前の敏感な突起と、緊張のため、ぴんと突っ張った乳首へと伸びる。その、絶妙に心地良い刺激はあっという間に小枝子の理性も明確な意識もさらっていってしまう。
「ひ・・・ひゃ・・・あ、あぁ、ああぁあ、あっ・・・あぁぁっ」
心は冷えて固まっているのに、身体は勝手に反応を進める。小枝子の身体はすぐに統制を失って、痙攣を起こし始めた。
「何時間、耐えられるかな?ねえ、小枝子?俺がO.k.を出すまで、意識を失わずにいられるかな?」
もう、言われたことを理解して、考えることすら出来ない。次々と湧き起こる官能の渦は、小枝子の自我を翻弄しては頭を白く染めて去っていく。それが、絶え間なく何度も繰り返される。
気が付くと、聖凛の唇が小枝子の胸を舐めている。そして、白い肌に紅い支配の痕を次々と記していった。
「気持ち良いかい?小枝子?こんなに何回も締めて、もう、何度イッたの?」
許して、と小枝子の瞳は虚ろに訴える。
許して・・・、許して・・・、お願いします・・・。
涙が次々と頬を伝い落ちて、痙攣を繰り返す身体は酸素不足に喘いでいる。
やっと、聖凛はその手を止めて、ぎゅうっと小枝子の細い腰を抱き寄せた。
「は・・・あぁぁっ、くぅ・・・っ」
もう、ほとんど感覚は麻痺しているのに、子宮に響くその強い刺激に、小枝子は悲鳴をあげる。
「小枝子?もう限界?」
半分閉じかけた瞳を覗き込んで聖凛はその涙を舌で掬い取る。
「こんなのは、まだ序の口だよ?これからきっちり調教を始めるのに、まだ、眠っちゃダメだよ。後ろの穴も受け入れられるようにしてあげるから。」
優しい声で、おぞましくも恐ろしいことをささやかれても、もう、小枝子の意識はほとんど闇に消えていた。
眠りに逃げ込むことが、小枝子に出来る唯一のことだ。
彼女の自由は、他にもう、何一つ、なかった。
(※最初から読む:アダムの息子たち 1)
(※50に戻る:アダムの息子たち 50)
(※20に戻る:アダムの息子たち 20)
あまりの恐怖に、もう、声も出ない。
「良い子だね、可愛い小枝子。」
うっとりとしているような恍惚の笑顔で、聖凛は見下ろしていた小枝子の唇を舐める。
「舌を出して、小枝子。そう、良い子だ。」
素直に彼の言葉に従う従順な奴隷さながらに、小枝子は、聖凛をこれ以上怒らせないようにするのが精一杯だった。存分に彼女の小さな舌を吸い、それを弄んだあと、聖凛は小枝子の手を離して、恐怖のため、一旦引いてしまった蜜を呼ぶため、茂みの中を指で刺激していく。
そして、彼の手で反応していく身体に満足し、聖凛はすぐに自身を挿入していった。
「あ・・・っ」
中へと沈んでいく彼を感じながら、小枝子の身体は恐怖で強張っていく。
「このまま、何度イケるか、試してみようか。」
聖凛は甘い笑顔で微笑む。彼の手は、つながった穴の前の敏感な突起と、緊張のため、ぴんと突っ張った乳首へと伸びる。その、絶妙に心地良い刺激はあっという間に小枝子の理性も明確な意識もさらっていってしまう。
「ひ・・・ひゃ・・・あ、あぁ、ああぁあ、あっ・・・あぁぁっ」
心は冷えて固まっているのに、身体は勝手に反応を進める。小枝子の身体はすぐに統制を失って、痙攣を起こし始めた。
「何時間、耐えられるかな?ねえ、小枝子?俺がO.k.を出すまで、意識を失わずにいられるかな?」
もう、言われたことを理解して、考えることすら出来ない。次々と湧き起こる官能の渦は、小枝子の自我を翻弄しては頭を白く染めて去っていく。それが、絶え間なく何度も繰り返される。
気が付くと、聖凛の唇が小枝子の胸を舐めている。そして、白い肌に紅い支配の痕を次々と記していった。
「気持ち良いかい?小枝子?こんなに何回も締めて、もう、何度イッたの?」
許して、と小枝子の瞳は虚ろに訴える。
許して・・・、許して・・・、お願いします・・・。
涙が次々と頬を伝い落ちて、痙攣を繰り返す身体は酸素不足に喘いでいる。
やっと、聖凛はその手を止めて、ぎゅうっと小枝子の細い腰を抱き寄せた。
「は・・・あぁぁっ、くぅ・・・っ」
もう、ほとんど感覚は麻痺しているのに、子宮に響くその強い刺激に、小枝子は悲鳴をあげる。
「小枝子?もう限界?」
半分閉じかけた瞳を覗き込んで聖凛はその涙を舌で掬い取る。
「こんなのは、まだ序の口だよ?これからきっちり調教を始めるのに、まだ、眠っちゃダメだよ。後ろの穴も受け入れられるようにしてあげるから。」
優しい声で、おぞましくも恐ろしいことをささやかれても、もう、小枝子の意識はほとんど闇に消えていた。
眠りに逃げ込むことが、小枝子に出来る唯一のことだ。
彼女の自由は、他にもう、何一つ、なかった。
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