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Stories of fate


アダムの息子たち(R-18)

アダムの息子たち (年越し) 55

 ゆっくりと小枝子の唇を舐め、聖凛の舌は彼女の口の中に押し入って、口中を犯すように舐めていく。その、まるで一方的な責めに、小枝子は混乱する。 

 学校で最後に会った聖凛とは別人のようだった。
 何も言わずに帰郷した彼女を怒っているのだろうか?
 しかし、聖凛の瞳からは‘怒り’の空気は読み取れなかった。

 聖凛の冷たい手は、震え上がる小枝子の乳房を両手でもみしだき、乳首を舌先で弄んだあと、もうすっかり濡れて蜜の滴る小枝子の中に、彼はすぐに入ってきた。まだ、彼の身体は少し冷たいくらいなのに、小枝子の中に押し入ったモノは熱くたぎっていた。

「ふぅ・・・っ、あぁ、あっ」

 すぐに激しく腰を動かし始めた聖凛のそのリズムに合わせるように、小枝子は、もうただ奏でられる楽器と化す。一度イッた小枝子の中は熱を帯びて敏感さが増しており、すぐに何度も絶頂を迎える。

「ああぁ、あ、あぁぁっ、あ、あ、あぁっ」

 あられもない喘ぎ声を上げ続け、激しく揺らされ、小枝子は白い閃光が脳を埋め尽くしていくのを、ただ他人事のように眺めるしかない。

 幾度か意識が飛び、何度も許しを請おうとするが、口からもれるのは意味を成さない音声だけだ。もう、数え切れない白い世界を体験し、頭の中が白一色になった頃、聖凛の熱が彼女の胎内に向けてはじけたのが分かった。

 どくんどくんと波打つ彼のものは、一度熱を放出しても、その大きさ固さが変わらなかった。小枝子の中で、それは再び熱を持ってゆっくりと蠢きだす。

 すでに朦朧となってきた小枝子には、その後のことはほとんど分からない。
 彼が、その後もどれだけの間、小枝子の身体を好きにして、何度熱い液体を彼女の中に注入したのか。

 何度か覚醒する度に、身体をつないだままの状態で、聖凛が小枝子の全身を愛撫する熱い感覚に身体が痺れた。意識はなくても、身体はきちんと反応するものなんだ、と小枝子はぼんやり思った。

 初め、冷たいと感じた彼の身体はすでに火の塊のようだった。

 その熱い唇が、舌が、そしてその細いしなやかな指が、小枝子の全身を丁寧に撫でていく。過敏なほどすべての刺激に反応し続け、小枝子の身体は次第に麻痺してくる。

 過剰な快感は苦痛に変わり、喘ぎ声は悲鳴に近づき、そして、声も枯れ果てていった。




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ジャンル:[小説・文学] テーマ:[ファンタジー小説

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